10月観た映画感想まとめ

10/1

処刑人★3.5

処刑人(字幕版)

ふとした拍子に悪人を殺した事から悪人達を殺す事に価値を見出した兄弟がスタイリッシュに殺しまくる

宗教的文言とか死体を良い感じにして去るのとか中二かっこいい

FBIのオカマが事件を追う内に彼等に夢中になり陶酔していく描写も良かった

テンポよくまとまってて良かったけどマフィア=確実に悪人という方程式がしっくり来ない自分には殺される悪人サイドの悪事をもう少し描いて欲しかったかも

所謂無双かっこいい映画だから敵のマフィアが最早哀れな子羊達的感覚がある

 

21ジャンプストリート★4.0

21ジャンプストリート (字幕版)

警官学校で和解し親友になった元高校の人気者とナードがコンビを組んで高校に潜入捜査する

ちょっとブラックな笑いも多いけど明るいおバカコメディもやりつつ、しっかりと二人の成長とかを描いてる

撒いた伏線をとにかく回収しまくるのスッキリうまい脚本だ…

終盤突然ジョニーデップ出てきて笑った

ジョニーデップはオチで突然出てくるシガニーウィーバー的な出落ち感ある

ご褒美の大爆発は豪華で良かったね!てなった

ナードサイドが爆丸で遊んでて知名度にびっくりした

比較するのは良くないが、最初セントラルインテリジェンスに近いかなと思ってたけど自分は21ジャンプストリートの方が綺麗にまとまってて好きだな

前者は前者でドウェインジョンソンが元ナード役てだけでめちゃ面白いけど…

 

フィフスエレメント★3.5

フィフス・エレメント (字幕版)

元兵士のブルースウィルスが空から落ちてきたミラジョボビッチを守って世界を救う

美術がブレードランナーとかスターウォーズみたいな感じで良い…

かっこいいアクションと愛が地球を救う的なエンタメ

安定感があってスッキリ面白い

ミラジョボビッチの序盤来てるテープみたいなTMRみたいな服エッチで良いし、強いパワーで精神が繊細なの可愛いよね

ブルースウィリスの住居が好き、屋形船の移動屋台も

あまり出てこなかったけどぬが目まん丸にしてテレビ観てるの可愛かった

 

10/6

高慢と偏見とゾンビ ★4.5

Pride & Prejudice & Zombies [Blu-ray] [Import]

ゾンビまみれの世の中で武道優先な娘達の結婚を案ずる母親

そんな一家の近くにお金持ちのイケメンが越してきててんやわんやなラブストーリー

上流階級の素直に会話しない人々の恋物語にゾンビがスッと馴染んで…最高…

アクションガンガンじゃないけど優雅で良い

舞踏会へのメイクアップの合間に足にナイフをさっと取り付けたり、お稽古的存在の武道を中国で習ったか日本で習ったかで格付けしあったり、お金持ちがゾンビキラーだったり超クール

テンポも良くて飽きずに観れてゾンビ設定も独特なのがすごい良かった

ラストのシーンはバッドエンドとか言われてるのも見たが普通にゾンビ映画のラストと思う

同行した友人にはストーリーが稚拙と言われたけど自分は全然そう思わなかった

所々面白シーンがあって場内全然人いなかったから結構笑ってしまった、牧師の野郎なんなんだよ

 

10/8

レインマン ★4.0

レインマン [DVD]

金に困ったトムクルーズが今まで知らなかった自閉症の兄の存在を遺産相続の流れで知り、遺産目当てに連れてく話

勿論話自体もいいんだが、ドライブなどの移動シーンが多い本作はアメリカの綺麗な景色が沢山観れて良かった

特にトムクルーズがサノバビッチて叫んだ場所行きたい

自閉症兄は勿論弟も人の感情の機敏に割と鈍感で不器用だから不器用同士仲良くなろうと頑張ってる感じが良い

重度の自閉症なので兄は全然感情を出さないが終盤で弟の冗談にヘッヘッヘと柔らかくなってるの可愛かった、ダスティンホフマン演技うまい

エレベーターデートいい…

昔本で読んだ時は感動超大作感強かったけど映画で観ると兄が喜怒哀楽あまり無いし弟も怒りっぽいけどクールだからウワーッて泣くシーンとか無くて抑えられてて良かった

こういう方がジワジワ効くんじゃ…

 

10/9

ローズマリーの赤ちゃん ★3.5

ローズマリーの赤ちゃん (字幕版)

身篭ったローズマリーと旦那の引越し先の隣人は過剰接触してきて変だし旦那は洗脳されてるぽい!という話

隣人の過接触からくるストレスで死にそうになりながら見たので最後らへんには通行人にもビクついてしまった

派手な恐怖シーンは無くとも間違いなくホラー

ローズマリー役の人の怯え方がまじでありそうな極限の怯え方で演技うますぎる

あと音楽がめちゃいい

単純だけど丁寧にじわじわ真綿で首を絞められる様な展開で怖かったからもう観たくないが名作だ…

 

10/11

ゴールオブザデッド(前編) ★3.5

ゴール・オブ・ザ・デッド [DVD]

サッカー×ゾンビ映画だが前編には殆どゾンビは出て来ず、故郷での試合で負けた後チームを移籍し、敵チームとして十数年ぶりに故郷に帰った主人公ロリの哀愁とかサッカー関連のゴタゴタがメイン

割りとしっかりそこを作ってゾンビがワーッと出て終わり

ゾンビは噛み付かず、攻撃手段は圧倒的暴力、感染経路は勢いの強いゲロを浴びたら駄目ということで割りと強キャラ感出てる

試合中ずっとキスしてたカップルがゲロ無限地獄になってたの面白過ぎたし、サッカー選手ゾンビがその肉体を余すことなく殺戮に活かしてたの面白かった

本作は前編後編で監督が違うので不安は残るが間違いなくこのままいけばゾンビパートは楽しいはずなので続きが楽しみ

あと同様で煙草逆さまに加えちゃう元眼鏡っ子とか数十年ぶりに再会したセクシー過ぎる娘とかヒロインがいい

 

10/12

地球、最後の男 ★2.0

地球、最後の男(字幕版)

宇宙ステーションに取り残され通信が途切れた男が孤独で狂気と正気の狭間で悶々とする話

映像・音楽は2001年宇宙の旅を滅茶苦茶意識してるので綺麗で荘厳で良さがあります

しかし哲学的な内容の割りにメッセージ性の陳腐さやちぐはぐさが気になった

男がひたすら悶々と孤独と戦う姿が初めは観たかったもののこの尺はきついなと感じた

メッセージ性と男の行動が合致していると自分にはどうも思えないのがうまく楽しめなかった原因かなとも思う

話の筋自体は面白いし映像も音楽もいいのに惜しい…

2001年宇宙の旅を観たいけど2001年宇宙の旅を観たくない時に観るといいかと思います

映画観賞に於いてメッセージ性を重要視する訳ではないのだがこういった思想の伝達が目的の様な映画でこれはちょっと違うかなと…

映画にあまり文句は言わない主義だが…自分の理解力が足りないだけな気もする

 

10/13

君の名は。★4.0

新海誠監督作品 君の名は。 公式ビジュアルガイド

散々レビューあると思うので大体割愛

リアル追求したアニメって実写でいいじゃんと思ってたが滅茶苦茶引き算がうまくて映像が綺麗過ぎた

音声もメリハリがあるし、頭ぶつけて以降の映像は凄過ぎて震えてた

しかし少し前評判で期待し過ぎてしまったかも…

リアルだけどリアルだと感じさせる映像が兎に角凄くて水の表現が滅茶苦茶こだわりを感じた

雨が線じゃなくて大きさがまばらで縦に降ってないが前が見えるのとか、滅茶苦茶ネオン反射してる水溜りとか、アニメ表現と実際の中間ぽい涙とか

君の名はのいつ惚れたか分からないみたいな感想一回見かけて叩かれてたけどちょっと分かる

尺の問題もあるだろうけど入れ替わり生活の殆どや二人のやりとりは必要最低限でほぼダイジェストだから置いてかれる人は置いてかれそう

その間を補えるかどうかかなと

登場人物たちみんな真っ直ぐで素直だし接触が他者より濃厚だったから好きあったんだと思うけど

 

10/14

ゴールオブザデッド(後編) ★2.5

ゴール・オブ・ザ・デッド [Blu-ray]

前半の人がかなりドラマやっちゃったせいか、苦労した跡が伺える出来です(今までのあらすじやスローモーションでのエグいシーンなど)

少しシュールなギャグに話が振られた感じがあるものの破綻はせず無難なまとまり

生前クソ野郎ゾンビの首をエースストライカーがゴールに蹴り入れるシーンは間違いなくクールでしたが、もっとゾンビとサッカーするシーンやゴールオブザデッド!ってシーンが欲しかった

サッカー監督はキャラ良かったのに中途半端に死んじゃって残念

娘役かわいい

ゴールオブザデッドは少し前半戦で期待値が高まり過ぎたきらいがありましたが普通に良いゾンビ映画

 

ーーー

忙しくて映画全然観れない!!

高慢と偏見とゾンビ本当最高でした…

アマゾンプライム会員になったので毎日が楽しい